新型コロナについて、国内では第５波の兆候が見られています。その要因の一つとして、感染力が高い「デルタ株」への置き換わりが挙げられており、特に福岡県では今月末には約85％がデルタ株へ置き換わると国の専門家は推計しており、今後の急速な感染拡大が懸念されています。
　
　そのような中、熊本県は先週金曜日、感染拡大が熊本まで到達しうる重要な局面であるとして、感染拡大地域への不要不急の外出は控えること、福岡県への移動は慎重に判断すること、普段一緒にいない方との行動・会食をする場合には注意することを呼びかけました。
　
　玉名では、皆様のご協力により、感染状況は落ち着いていたものの、近接する福岡県からの感染拡大の波に注意が必要であり、第５波の到来に警戒が必要な状況となっています。
　これから４連休、そしてオリンピック・パラリンピックを迎えますが、第５波は身近に迫ってきています。福岡県など感染が拡大している地域への往来は慎重に判断していただくほか、会食の場合には注意をするなど、感染拡大防止策の徹底に今一度ご協力いただきますよう、お願いいたします。

令和3年7月19日
玉名市長　藏原　隆浩